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仕事の合間を縫いつつ、ちまちまローポリを主に作ってます
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久しぶりの更新!ずっと仕事漬けデシタ・・・

今回は最近よく耳にするHDRこと、ハイダイナミックレンジについての個人的メモのようなものです
簡単にHDRを説明すると、現在のビデオ信号であるRGBでは自然色を再現しきれない状態
自然色が120dBなのに対しRGBは24dB、その差を埋めるようにする技術のこと
ゲームではHDRレンダリングという技術として確立されてきている

一見小難しそうに聞こえる技術だけど、単純に対処するならば意外と簡単
RGBで表現できる白と黒は256色のみ、自然色とのdB差は5倍、この差を解消するだけの話
簡単に解決するなら白と黒の表現する幅を5倍にすればいいのです

しかし単純に5倍にすると、明るさや色味の段差に荒が見えるようになるという不都合や
視覚では黒く見える部分も、真夜中の黒が基準になってしまって黒が浮いてしまう形になる
それを人間の視覚に合わせたトーンコントロールを行うのがHDRの技術の部分

露骨ですが解りやすい画像がこれ
normal.jpg
室内の光を白の基準としている画像
外の光が強すぎて背景が完全に飛んでいます
流石に人間の目ではこんな外が真っ白には見えないはずです

これをHDR、120dBで撮影してみると次のようになります



ultra.jpg
このように外の背景もしっかり見えます
これは撮影許容の範囲を広げて、
それをRGBで表現できるように処理しています

こうすることで、よりリアルな人間の目で見るような絵を作るという技術です



ゲームでは更にレンダリング部分がリアルタイムで出来るので、人間の明所視や暗所視といった
人間の目で見るようなレンダリングがされたりなど様々な技術を導入しています
今後もゲームのジャンルでは、よりリアルを目指しての技術開発がある分野だと思います

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